みんなの平均

会社員の昼休みは何分?実際は約45分、理想は約58分

ハテナさん

会社員として働いていると、

「昼休みって、みんな何分くらい取っているんだろう?」

と気になることがあります。

会社によって、

12時〜13時の60分。

というところもあれば、

45分。

あるいは、

忙しくて実際にはもっと短い。

という人もいます。

では、

会社員の昼休みは実際どれくらいなのでしょうか?

全国の会社員1,032人を対象にした2026年の調査では、

実際に取れている昼休み:平均44.8分
理想の昼休み:平均57.9分

という結果でした。 

つまり、

現実は約45分、理想は約1時間。

その差は、

約13分

あります。

今回は、

会社員の昼休みは何分なのか?

を、実際の調査と労働基準法のルールから見ていきます。


結論:実際の昼休みは平均約45分

2026年の調査では、会社員が実際に取れている昼休みは平均約45分、理想は約58分。53%の人が「理想より短い」と回答しています。

2026年に全国の会社員1,032人を対象として行われた「令和の昼リフレッシュ実態調査」では、

実際に取れている昼休み

平均44.8分

理想の昼休み

平均57.9分

でした。 

ざっくり言うと、

実際:約45分
理想:約60分

です。


半数以上が「理想より短い」

同じ調査では、

53.0%

の人が、

実際の昼休みが、自分の理想より短い

と回答しています。 

つまり、

「昼休み、もう少し欲しいな」

と感じている会社員は、珍しくありません。


別の調査でも実際は約45分

2023年に働く20〜50代800人を対象にした調査でも、

昼休みを十分に取れていない人の、

理想

約60分

実際

約45分

という結果でした。 

調査時期は違いますが、

「理想1時間・現実45分程度」

という傾向は共通しています。


会社で決められている休憩は46〜60分が最多

パーソル総合研究所が働く人を対象に行った休憩調査では、

職場で定められている休憩時間について、

46〜60分程度:56.3%

が最も多く、

61分以上:22.4%

でした。 

つまり、

会社の制度としては1時間前後

という職場がかなり多いことが分かります。


「昼休み」と「法律上の休憩時間」は少し違う

労働基準法では、1日の労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は60分以上の休憩が必要です。

ここは重要です。

労働基準法には、

「昼休みは○分」

という決まりがあるわけではありません。

法律で決まっているのは、

1日の労働時間に応じた休憩時間

です。

厚生労働省によると、

労働時間が6時間を超え、8時間以下

少なくとも45分

労働時間が8時間を超える

少なくとも1時間

の休憩を、労働時間の途中に与える必要があります。 


8時間勤務なら必ず1時間休憩?

ここは少し誤解されやすいところです。

法律上は、

「8時間を超える」場合に1時間

です。

なので、

労働時間がちょうど8時間

であれば、法律上の最低休憩時間は45分です。厚生労働省系の資料でも、その点が明記されています。 

ただし実際には、

8時間勤務+休憩1時間

としている会社が多くあります。

法律はあくまで、

最低基準

だからです。


よくある「9時〜18時」はどうなる?

例えば、

9:00始業
12:00〜13:00休憩
18:00終業

なら、

会社にいる時間は、

9時間。

そのうち、

休憩1時間。

実労働時間は、

8時間。

です。


「8時間勤務」と「9時間会社にいる」は違う

ここも分かりにくいところです。

例えば、

9:00〜18:00。

だと、

9時間働いている?

ように見えます。

でも、

12:00〜13:00が休憩なら、

実労働8時間。

になります。


昼休みは勤務時間に入る?

通常、

自由に使える休憩時間は労働時間には含まれません。

つまり、

9時〜18時。

休憩1時間。

なら、

給与計算上の労働時間は8時間

というケースが一般的です。


昼休みに電話番をしていたら?

例えば、

「昼休みだけど電話が鳴ったら出てね」

と言われている。

これは、

本当に休憩?

という話になります。

厚生労働省は、休憩中でも電話や来客対応をするよう指示されている場合、

その時間は休憩ではなく労働時間

と説明しています。 


「電話が鳴らなかったから休憩」ではない場合もある

例えば、

昼休み中、

電話が鳴ったら対応してください。

と言われている。

実際には、

その日は一本も電話が鳴らなかった。

それでも、

いつ電話が来るか分からず待機している

状態なら、完全に労働から離れているとは言えない場合があります。

厚生労働省の資料でも、電話や来客への対応を求められている待機時間は、労働時間に該当し得るとされています。 


休憩時間は「自由に使える」が基本

労働基準法第34条では、

休憩時間を自由に利用させる

ことが原則になっています。 

つまり、

昼食。

スマホ。

散歩。

昼寝。

読書。

など、

労働から離れて自分のために使える時間

である必要があります。


外出してもいい?

原則として、

休憩時間は自由利用が保障される必要があります。

ただし、

職場からの外出について届け出制にする

など、一定のルールを設けること自体が直ちに違法になるわけではないと厚生労働省は説明しています。 


45分休憩って短い?

例えば、

昼休み45分。

会社の食堂で、

食事15分。

歯磨き5分。

トイレ5分。

となると、

自由に使えるのは、

約20分。

くらいです。


外食するとさらに短い

例えば、

店まで往復10分。

注文。

料理が来る。

食べる。

会計。

となると、

45分では、

かなり慌ただしい。

と感じる人もいるでしょう。


だから「1時間ほしい」と感じやすい

先ほどの調査でも、

理想57.9分

でした。 

ほぼ、

1時間。

です。

食事だけではなく、

少し休みたい

という時間まで含めると、1時間くらいが欲しいと考える人が多いのかもしれません。


昼休みに何をしている?

2026年の調査では、

昼休みの過ごし方として、

1人でゆっくり過ごす

39.8%

1人で食事

36.5%

仮眠

28.4%

が上位でした。 


「同僚とランチ」ばかりではない

会社員の昼休みというと、

同僚と一緒にランチ。

というイメージもあります。

でも最近は、

一人でゆっくりしたい。

という人もかなりいます。


別調査でも「一人休憩」が約6割

パーソル総合研究所の調査では、

一人で休憩している人:62.7%

でした。 

誰かと話すより、

一人で気持ちを切り替える。

という昼休みの使い方も一般的になっています。


昼休みは食事だけの時間ではない

昼休みという名前から、

ご飯を食べる時間

というイメージがあります。

でも実際には、

食事。

休憩。

気分転換。

眠気対策。

スマホ。

雑談。

など、

午後に向けて回復する時間

でもあります。


休憩すると仕事の効率は上がる?

パーソル総合研究所の調査では、

適切な休憩が、

心身の不調リスクを抑えたり、休憩後の集中力やパフォーマンスに関係する

ことが報告されています。 

つまり、

休憩=仕事をしていない無駄な時間

ではありません。


「忙しいから休憩しない」は効率的?

一見すると、

昼休みを30分短くして、

その分仕事を進めよう。

と思うことがあります。

でも、

午後に疲れる。

集中できない。

ミスが増える。

なら、

結果的に効率が下がる可能性があります。


休憩で休めていない人も約2割

パーソル総合研究所の調査では、

休憩で休めていない実感がある人:18.7%

でした。 

一般社員では、

20.6%

中間管理職では、

22.0%

でした。


「休憩時間がある」と「休めている」は違う

例えば、

会社では、

昼休み60分。

と決まっている。

でも、

メール。

電話。

仕事の相談。

などが入り、

実質45分。

30分。

ということもあります。


指定60分でも実際には短いことがある

2023年の調査では、

指定された昼休みを十分取れていない人が56.3%

でした。 

制度上の休憩時間と、

実際に休めた時間

には差があることが分かります。


実質15分未満という人も

同じ調査では、

昼休みを十分取れていない人の中で、

実質休憩15分未満

という人も約1割いました。 

これはかなり短いです。


昼休みを分けてもいい?

例えば、

昼30分
午後15分

という休憩。

法律上、休憩を分割すること自体が一律に禁止されているわけではありません。

ただし厚生労働省は、

分割した一回一回が極端に短く、自由利用が事実上できない場合は、休憩と評価されない可能性がある

としています。 


10分+10分+25分なら?

必ずOK、必ずNGと単純には言えません。

重要なのは、

その時間に本当に労働から離れられるか

です。


休憩時間はいつ与える?

法律では、

労働時間の途中

に与える必要があります。 

つまり、

8時間勤務だから、

最後に45分早く帰らせて、それを休憩扱い。

という考え方とは違います。


昼休みを取らず45分早く帰れる?

会社側が、

休憩なしで45分早く帰っていいよ。

としても、

法律上必要な休憩を与えるべき勤務時間なら、

それで休憩を与えたことにはなりません。

休憩は、

勤務の途中

に必要だからです。


6時間勤務なら休憩なしでもいい?

労働時間が、

ちょうど6時間

なら、労働基準法上の休憩付与義務はありません。

一方、

6時間を超える

と、最低45分が必要になります。 


例えば9時〜15時なら?

実労働、

6時間。

なら、法律上は休憩なしでも可能です。

ただし会社独自のルールとして、

30分休憩

などを設けることはできます。


9時〜15時30分なら?

休憩を除く労働時間が、

6時間を超える

なら、

少なくとも45分

の休憩が必要になります。


「パートだから休憩なし」は関係ない

休憩時間の基準は、

正社員かパートか

ではなく、

その日の労働時間

で決まります。


アルバイトでも同じ

例えばアルバイトで、

7時間勤務。

なら、

最低45分。

9時間勤務。

なら、

最低1時間。

の休憩が必要です。 


会社によって昼休みが違う理由

会社員でも、

60分。

50分。

45分。

など違いがあります。

これは、

法律以上の休憩時間を会社が設定できる

からです。


例えば休憩90分の会社もある

昼60分。

午前15分。

午後15分。

合計、

90分。

という会社もあります。


工場などでは小休憩があることも

例えば、

10時。

15時。

に、

10〜15分休憩。

という働き方です。

肉体作業などでは、

小休憩を取り入れている職場もあります。


デスクワークでも小休憩はある

パーソル総合研究所の調査では、

職場で定められた休憩以外に、

小休憩を取っている人:53.9%

でした。 

コーヒー。

トイレ。

少し立つ。

などです。


昼休み60分+小休憩は多すぎる?

仕事内容にもよります。

ずっと集中し続けることは難しいため、

昼にまとめて休む

だけでなく、

短い休憩を挟む

働き方もあります。


昼寝するなら何分?

昼休みに、

少し寝たい。

という人もいます。

今回の記事では睡眠の具体的な最適時間までは扱いませんが、

昼寝。

目を閉じる。

横にならず座って休む。

など、

仕事から一度離れる

だけでも昼休みの使い方になります。


昼休み中も仕事の話をしたら休憩?

例えば、

同僚と昼食を食べながら、

午後の会議どうする?

と雑談程度に話した。

これだけで直ちに、

全部労働時間

になるとは限りません。

一方、

会社から、

昼食中に会議してください。

と命じられた場合などは、自由な休憩とは別の扱いになる可能性があります。


ランチミーティングは注意

会社側から参加を求められ、

業務について話す。

という場合、

実質的に業務時間

と判断されるケースが考えられます。

大切なのは、

労働から離れることが保障されているか

です。 

昼休みは食事だけで終わらせず、いったん仕事から離れて、ほっと一息つき、気分を切り替える時間にすると午後のスタートも整えやすくなります。

昼休みの上手な使い方
① 食事だけで終わらせない

60分あるなら、

食事20分。

残り40分。

全部スマホ。

でもいいのですが、

少し、

散歩。

読書。

目を閉じる。

などに使う方法もあります。


② 仕事場から少し離れる

デスクで昼食。

食べ終わったら、

そのまま仕事。

だと、

休んだ感じがしない。

ということがあります。

可能なら、

休憩室。

外。

カフェ。

など、

場所を変える

のも気分転換になります。


③ 午後の仕事を昼休みに持ち込まない

昼休みに、

メールだけチェック。

資料だけ確認。

となると、

休憩と仕事の境目がなくなります。


④ スマホを見続けない

SNS。

ニュース。

動画。

で、

60分全部終わる。

すると、

休んだのに疲れた。

と感じる人もいるでしょう。

スマホを使うにしても、

途中で少し目を休める

くらいでも違います。


⑤ 「何もしない時間」も入れる

昼休みだから、

何か有意義なことをしないと。

と思う必要はありません。

ぼーっとする。

これも休憩です。


理想の昼休みは人によって違う

外食したい人。

お弁当の人。

昼寝したい人。

一人で過ごしたい人。

同僚と話したい人。

によって、

必要な時間

は違います。


45分で十分な人もいる

会社で弁当。

食べるのは15分。

残り30分。

これで十分。

という人もいます。


60分でも足りない人もいる

外食。

店まで移動。

食事。

コーヒー。

なら、

60分でも慌ただしい。

ということがあります。


平均44.8分は「正解」ではない

今回の、

実際44.8分

という数字は、

会社員は45分休めば十分

という意味ではありません。

あくまで、

調査対象者が実際に取れていた平均

です。 


法律の最低時間と「十分な休憩」も別

法律では、

6時間超なら45分。

8時間超なら60分。

ですが、

これは、

最低基準

です。


昼休みで確認したい3つ

1. 会社では何分設定されている?

就業規則を見る。

2. 実際に何分休めている?

仕事が入り込んでいないか。

3. 本当に自由に使えている?

電話番・来客対応などがないか。

この3つを分けると分かりやすくなります。


「昼休みが短い」と感じたら

まず、

会社の制度として短い?

それとも、

制度は60分なのに仕事で削られている?

を確認します。


制度が60分、実際30分なら別問題

例えば、

毎日、

12時〜13時が休憩。

でも、

12時30分まで仕事。

12時50分から午後の準備。

なら、

実質20分。

です。


会社員の昼休みは何分が多い?

調査結果をまとめると、

会社で定められた休憩

46〜60分が最多(56.3%)

実際に取れている昼休み

平均44.8分

理想

平均57.9分

つまり、

制度は1時間前後でも、実際に休めているのは45分くらい。

という会社員が多い様子が見えてきます。


まとめ:会社員の昼休みは「60分設定、実際は45分前後」が一つの目安

会社員の昼休みは何分なのでしょうか?

2026年の調査では、

実際:約44.8分
理想:約57.9分

でした。 

一方、別の調査では、

職場で定められている休憩は46〜60分が最多。

です。 

そして法律では、

労働時間6時間超 →最低45分
労働時間8時間超 →最低60分

と定められています。 

ただし大切なのは、

休憩時間が何分あるかだけではありません。

電話。

来客。

メール。

仕事の指示。

から離れ、

自由に使える時間になっているか。

ということです。

昼休みは、

ご飯を急いで食べるだけの時間

ではなく、

午後のために一度仕事から離れる時間。

平均45分。

理想1時間。

という約15分の差には、

「もう少しゆっくり休みたい」

という会社員の感覚が表れているのかもしれません。

ハテナさんのひとこと

ハテナさん
ハテナさん

会社員の昼休みは「1時間」のイメージが強いけど、実際に休めているのは平均45分くらいなんだね!
大事なのは時間の長さだけじゃなくて、電話や仕事から離れて、本当に休める時間になっているかなんだね。


参考資料

  • 厚生労働省「労働時間・休憩・休日関係」— 6時間超8時間以下は45分以上、8時間超は1時間以上の休憩が必要。休憩中の電話・来客対応は勤務時間として扱う考え方を解説。 
  • 厚生労働省「労働条件・職場環境に関するルール」— 休憩時間の自由利用と、電話・来客対応を指示された時間の扱いを解説。 
  • パーソル総合研究所「はたらく人の休憩に関する定量調査」— 職場で定められた休憩は46〜60分が56.3%で最多、一人で休憩する人は62.7%。 
  • サントリー「令和の昼リフレッシュ実態調査」(2026)— 全国の会社員1,032人。実際の昼休み平均44.8分、理想57.9分。 
  • アサヒグループ食品「働く人のお昼休憩に関する実態調査」(2023)— 理想約60分に対して現実約45分、指定された休憩を十分取れない人56.3%。 
Xからの読者コメントをお待ちしています。
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ハテナさん
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泉から生まれた水滴型の案内役
日常でふと気になったことを、そのままにできない人。 世の中の平均や二つの選択肢を調べながら、自分に合う答えを考えています。 このブログでは、暮らし・仕事・お金・健康・趣味など、ジャンルを問わず取り上げます。 好奇心旺盛ですが、答えを決めつけず、調べて比べてから考える案内役です。
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